色は底が尽きて
此処に在る事さえ忘れる
君の置いていった
言葉一人でに浮いて 混ざってくのに
狂おしい 笑顔を今も
思い出し泣き顔へ
記憶の鍵 二度と手にせぬよう
あの日から 常に君を探しては
夢遊病患者の徘徊
泣くように 笑うけど
この手すり抜けてくのは
今生思念浮遊泡沫
暁闇久遠虚空終極
灰に塗れ堕ちる
五感機能せずとも歩く
君の心は何処？ 遥か
彼方の業 楔を千切る
愛おしい 悲鳴、閃に
飛び散るか餞け
君ではなく僕の 祈りの果て
あの日から 常に君を探しては
寂滅の未来 奈落？
舞うように 敬虔 薄氷に立つ日影
いつか 君の意味を疑った
白夜を往く 殉教者
泣くように 笑うけど
痛みと引き換えに、さ
♪
突き刺さる肌に無口
連綿と続く狂気
矛盾する脳に華を
さよならと 呟けるなら楽に
言えない、言えるわけはない
この世に 君以上
僕を捧げたいと思うモノはない
あの日から 常に君を探してる
聖者の行進 如く
泣くように 笑うから
もう一度笑いかけて