「吸い込む陽に喰らい其の牙城に、機の振れたお姫さまがいると言う。」
「とても暗く、黒い。底無しの絶望が、異形の姫君を再び表す。」
【獣のような梅木 まさに異形 形は最早人では無く 其の命は燃え尽きようとして痛】
【彼女は人としての号を、簡単すら覚えるほどに背負い込んでいる。
其れを見て尚、貴方は救えると想うのかーー。】
【嘔吐する 喰らい食らった命の欠片
買いな 抉り 西館 着れた 音も狂いは い の ち を
焼き上げ 織り成す
割れた 質の 血には 狩らず 害は赤く】
【純然樽絶望こそ絶命に相応しい】
【殺意は衝動では無く
贖い切れ無かった罪の主さ
自決 仮眠 仕組まれし我 罪雪女無きより 見戻る古都が 出来ぬなら
割れた 質の 血には 愛が 無き 舞う 斬撃を継ぐ物】
回 郎だろう 狂える意味を
重なり合う過去の号 機は悲劇の中で.‥.
【黒く塗りつぶされた終わり
しかし後悔は無い
純然樽惡である古都を 此の姫君は望んだ】
【悲しみが遅いくる それこそが正しいすがた 割とて其の禍々しいすがた
一重に歪で 一重に 美しい.‥.】
贖う 時は移ろい 落ちていく 貴方の見が 哀れ過ぎて
嗚呼 終わりと 白糠に死ぬ 遙彼方 交わされた 楽園の燈
【含まの喜びー。】
【級する 此れもまた快楽と 書いな 抉り 西され 着れた
音も狂いは い の ち を
焼き上げ 織り成す
割れた 質の 血には 狩らず ガイは赤く】
【編集と変容】
【我のなは 潤である 惡である 形が異形 其のすがたはーー貫かれている。】
【遂に 言える】