ありふれた禁断の物語が
私達には丁度良くて
頭では解ってても止められない
僅かなふたりだけの時間を
甘い声で優しく誘うあなたに
支配される快感だけ求めて
なぞる唇が私を堕落させる
漏れる吐息さえ愛しくて目を見れない
秘密の傷を付けてよ 私を離さない様に
ふたりを頼りなく繋いだ赤
曖昧に引き摺ったこの関係が
永くはないと知りながら
諭された子供騙しのモラルじゃ
終われないもうどうなってもいいの
だらしない恰好でもいいよ好きにして
でも目の前でアラートは鳴らさないで
絡み合う指を縫い付けてしまいたい
あなたがもう二度と帰れなくなる様に
愛した跡を付けてよ もう消えかかっているから
薄れた痣にまた重ねる 赤
ここでお別れと言えるのはあなただけ
なのにどうしてまたねと強く抱きしめるの
なぞる唇が私を堕落させる
漏れる吐息さえ愛しくて目を見れない
秘密の傷を付けてよ 私を離さない様に
ふたりを頼りなく繋いだ赤
ひとり残された部屋であなたの証を拭いて泣いた
鏡に映る悲しい人は誰?
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