凹凸の無いサンダルの底
雨に濡れた街の床で滑った
誰もいないのに視線は
確かに私を熱く刺していた
蓋をきつく締めすぎて
本当の言葉がわからない
不自然が自然になってしまうね
全部君と喋るための口実で
嘘に成らないよう恰好をつけている
もっと表面的なことだけでいい
溢れだしそうなことだけでいい
いつまでも越えられない壁に
悩んでいないで他の道、生きかたがあるよって
望んでないこと聞き飽きてさ
正解はとうに悪者扱い
傷を舐めあうように
人に理解はされたくないな
ずっと蕾のまま消えてしまうとしても
それじゃあ君も知らない君の事
私がたくさん見つけてもいい?
そっと胸の奥の戸惑いの前に立って
お辞儀の後、キスをしよう
これが夢でも誰にも言わないで
他の事は忘れてて
いい加減な言葉も
たまにはいいじゃない
これっぽっちの惰性、思い出にしよう
さあ夢から醒めよう
ねぇ昨日の話の続き
私から会いに行ってもいいかな?
わらわないでね
君の事だけを見て眠りから醒めたい
それが私の思う最高の朝で
できたら君もそう思ってほしい
君が思うよりもずっと君を必要にしていたい
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