なまぬるい風 吹いて
私はひとりで 耳をすませたまま
春のざわめきと
晴れ間に落ちる 新しい雫
僅かでも触れたなら 今日が音鳴らす
ぱっと開いた窓辺
忘れてしまっても ここにあるよ
知らない街の片隅で
声も空もただ 春は無責任で
ひとときの永遠が 私を濁して
♪
私を残して
朝の陰りと転がる日々よ
僅かでも見えたなら 今日が音鳴らす
ぱっと開いた窓辺
忘れてしまっても ここにいるよ
知らない街の片隅で
♪
わたしは何を運ぶのだろう？
♪
私を残して
♪
私を残して