人と背を比べたって己のサイズはわかんない されど幸せってやつは相対的につくられる 周りのペースに合わせて 決して遅れないように されど追い越さぬように 群れの中で生きてゆく 辿り着く場所も知らぬまま決められたコースを進んで 躓いて転んだとしても誰も手を差し伸べない そこにあるはずの愛情は風にさらわれて舞い散った 導き出した答えは「正直者が馬鹿を見る」 歩き疲れて下を向いて 見つけた小さな花だって 生き抜くために闘って そこに咲く意味を求め 周りの空気に合わせて 決して嫌われぬように されど近過ぎぬように 檻の中で生きてゆく ねえ、鏡の向こうに映る顔は誰だっけ? 名前は何ていったっけ? 昔から知ってるはずなのに 無機物に囲まれた街で上手に生きてゆく秘訣は 自分の意思を押し殺して何も考えないこと 抜け殻みたいな人間を携帯電話が操って 言われたとおりに淡々と右向け右で前ならえ 壊れたらすぐに交換を 消耗品だと割り切って 思い出はすぐに初期化して 悲しみさえもサヨナラ The love that should be there was blown in the wind There is no one left to give a hand to me This taught me a lesson, so I understand I'm afraid, honesty doesn't pay そこにあるはずの愛情は有効期限が過ぎ去った 無償の愛など幻想だ タダより高いものはない 無限ループする日常を抜け出す出口もなくなって 終わらない夢と現実の狭間 彷徨い続ける ここにいる意味を求め