舞台の裏側で
つまらない話の続きを
変わった君の背に
止まらない幕が降りる
そうやって
再会しちゃった言葉とか
「駄目だ」って 三回廻った
君は笑ってても
照明に沿って 踊るように転がっていく
僕だって笑いたい理由もないのかな
変わんなくて 嫌になって
曖昧な嘘を唄って
最低だって しまえないで
座ってる僕を笑っちゃって
淡い藍の歓声も
簡単に廃ってしまえばいいよ
形ない鼓動の歌も
消せないで
並んだ言の葉はどこからが僕の台詞で
決まった文字を吐いた
止まらない歌が響く
そうやって
満開に咲いた桜とか
冷たくて透明を知った
雪に触ってても
開演に沿って逃げるように
固まっている
君だってさ 何にも覚えてないみたいだ
嫌えないで そうやって
簡単に嘘をついて
これでずっとバイバイだ
なんて言える訳ないじゃんか
昨日泣いて 今日吐いて
明日に縋って生きるような
そんな一辺倒でいたい人生でした
そうやって
深海を知ったツバメとか
飛び立って
大空に浮かんだ魚は
なんて思うんだろう
もっと もっと
開演まであと三秒
僕だって
それを知ってたんだずっと
止まんなくて 嫌になって
曖昧な唄を歌って
最低だって
歩けないで座ってる僕は嘘つきだ
淡い愛の歓声も
簡単に終わってしまうから
ただ笑ってよ
カーテンコールが止む前に
変わんないよ そうやって
簡単に終わっちゃって
これでずっとバイバイだ
なんて言える訳ないじゃんか
昨日生きて 今日生きて
これからも縋ってしまうように
馬鹿だなぁって笑った
君にキスをするんだ
もう
ただ座っていた僕にさよならをするんだ
そうさ
こんな一辺倒に笑う人生でした
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