昨日の青 透けた画用紙に
そっと僕を待つ 君はいないな
あぁ 何度縋っても変わらない
君はどんな答えを探していたんだ
ぱっと下がった喉の向こう
僕は何で泣いてるんだ
そうさ 君と願った夏の想いは
重なったって 揺れちゃったって あぁ
待って
なんで
暮れない夕空描いた
あのステージライト裂いて
藍を見た 宙に落っこちていたんだ
言えないのにさ
閉じたショーケースなんて
触れたってどうもないや
この歌を 影法師とロッカーに
詰め込んで笑ったって
視界の端 丘の向こう側
ずっと僕の見た夢が沈んだ
ちょっと悲しくなった後に一人
聞こえないな、なんて愚図ってみたって
きっと腐ったこんな僕は今更に落ちてゆくんだ
そっか近づいたって手遅れで
忘れないなんて 無理だったって
そんな僕の背中も
君を隠す青滲んだあの憂を塗って 吐いた
僕は今どう笑っているんだっけ
知らないけどさ
ふらついた昨日の僕だけ覚えて泣いてるんだ
この歌も あの日に見た憧憬も
消せないまま呼んじやって
辛いことなんかしないでいたい
いない君なんか見ないでいたい もう
滲む夕焼けの色が妙に冴えなくて
最後くらい 全部置いてってしまえば
いいの？
ずれたショーケースなんて
取り去って泣いてたって
夜が来て 朝が来て
暮れない夕空描いたあのステージライト裂いて
僕は今 宙に落っこちていたんだ 消せないけどさ
ふらついた昨日の僕さえ答え知ってたんだ
この歌も君の嘘も吸い込んで
消えない藍も
影法師とロッカーに
詰め込んで笑ったって