星が降るような夏の空と
咽せ返るような温度が思い出を
くすぐる度にまた胸を焦がす
「今度花火を見に行こう」
そんな約束を携えては
果たされないと知った理由から
目を背けているんだよ
高く伸びた一筋の光さえ
届かない想いに溢れていて
今心を埋め尽くした世界が
弾けながら瞬いて溶けていく
まるで儚い花火みたいに
この恋は夏と共に終わる
♪
あの日を描いた僕の空に
同じ景色を重ね合わせても
戻れない事は解っているのに
眩しい君の笑顔が
一番綺麗に見えた場所
手に入らなかった言葉で
淡く滲んでいくんだよ
頬を撫でた一粒の痛みさえ
変わらない願いを包んでいて
叫ぶ声は閉じる夢の彼方へ
掠れながら鮮やかに消えていく
まるで儚い花火みたいに
この恋は夏と共に終わる
♪
今夜花火を見に行こう
そこに特等席はないけど
いつかまた君と会える事を
信じていたいから
高く伸びた一筋の光さえ
届かない想いに溢れていて
今心を埋め尽くした世界が
弾けながら瞬いて溶けていく
まるで儚い花火みたいに
この恋は僕の中で綺麗なまま
夏と共に終わる
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