ほらね見えるでしょう
いくつもの輝きが
そうだね 見えるんだね
いくつもの煌きが
どこへもいかないで
しらないばしょなんてないのだから
その外には
夜空の果て
その内にも
心のなか
誰もいない?
冷たくて暗く
誰もいない?
誰かの面影
"存在"なんて 頼りない響き-
そう ゆめをみて
遠すぎる・・・から見上げていよう
137億年のその向こう側をみて
手を握ってて思いはせて
38億年先の呼吸を続けようよ
どちらが欠けても居られない
いつだって変わらないね
傷つけあうことしかできずに
いつだって変わらないね
傷つけあうことしかできずに
小さな狭い世界の、取り合い。
——奪い合い。
わけがわからないよ
わからないままでいいよ
ふたりぼっちで、いいから。
遠いね 果てしないよ
手にも触れられないよ
暗いね 頼りないね
あるのかもわからないよ
だけど きっと
あなたと一緒に
無くしたもの 取り戻すよ
見えないもの見つけ出すよ
この そら はるか
38億年だって続かせてきたのにね
いったい何をしてきたんだろうね
137億年だって本当かどうか知れないよ
答えはきっとここにある
だけれど
137億年のその向こう側になら
明日へ続く、 ゆめがきっと一
(くらい 宇宙(そら)の向こう側に・・・・・・あるのかな ゆめがきっと——)
それでも
38億年たってもまだ途中でいいんだ
明日へ続け、この呼吸
そら
(とおい 心中(そら)のこの奥底に・・・・・・ いまだって この呼吸)
——さあ、手をつないでいようよ。
いまはまだつりあわなくても
あなたのみる、 とおいばしょのゆめ
傍にいて、見させてよ。
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