今 夏がぼくらを連れ出した
きみと描いたこの夢に色を付けようか
初めて握り締めた白いボールは眩しく見えて
小さな手のひらから少しでも遠くまでと投げたよ
あの日からぼくは目指す場所まで1ミリでも近付けるよう
走り続けてはたまに転んで そのたびに地面をギュッと蹴り付けた
擦り剥いた傷の数で決まるなら負けない自信はあるのに
夏の陽射しがぼくらを照らすほど
きみの笑顔がどうしても見たくなったんだ
ひとつの言い訳からハラハラと弱音が零れては
ただひとつのプライドさえ投げ出してしまう夜もあったよ
暗くなる空にぼくを隠して人知れず涙を拭っても
消えない光がココロで揺れて そのたびに思いはグッと加速した
闇雲に追い掛けていられたのはいつだってきみがいたから
夏の陽射しがすべてを知るのなら ぼくの弱さも見抜かれていたのかな
ねえ ぼくは間違いなくあの日の続きを描いてるかい
ねえ ぼくはあとどれくらい遠くへ投げたら届くんだい
ねえ 今のぼくの手ならあの日のすべてを掴めるかい
ねえ 今もおなじ空の下 眩しく見えてるかい
こんな傷の数で決まるような小さな夢ではないけど
夏の陽射しがぼくらを照らすから きみの笑顔がもう一度見たい
闇雲に追い掛けたその果てにはひとつの答えがあるから
夏が終わりをぼくらに告げる頃 きみと描いたこの夢が光りますように
七色に
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