いつもの道の風の匂いと 街の纏う色が変わって 最後に見た君の笑顔が また少し遠ざかった 手を伸ばしても手応えはない 翻弄されてる唐猫の悪戯に 誰もいない部屋にひとり戻り 記憶を繰って眺める 君に触れた手の先が痺れた 心の奥が目覚めて震えだした It's killing me I can't hold back いつの間にか抜け出せない ずっと繰り返して その面影を追いかけてる 偶然は重なるもんだ すべてに意味があるような気がして このまま流れに乗って どこまで運ばれていくんだろう どうでもいいような ニュアンスに一喜一憂して 考えすぎのループに 乗りたくないよな どうにかして目を逸らそうとしても 片隅で残り火が爆ぜて 君の心に触れた日からずっと 君と関係ないものの色が褪せてく I've got nothing left to lose まるで出口のないエスケープルーム どちらにしたって もう前の様には戻れないんだよ 瞬間を切り取って額に入れて飾って 風の変わり目に胸が痛んだ There's no way I can let it go no たとえ世界中が罵ってきたって I can never let you go なにもかも投げ出しても 心臓が冷えていく感覚から 逃げるように 君に触れていたくてもう 息が出来なくて歌を絞り出した It's killing me I can't hold back いつまでも抜け出せない 全部気のせいにして しまえたなら楽なのにな 楽なのにな