サイダーの泡みたいに
弾けて踊って
無くなればいいのにな
一滴垂らした濁りが
今も胸の中に残ってるんだ
♪
光が差す部屋で
1人夢を描いた
重く苦い味を
今も思い出している
あぁ、きっとこのまま
変わらないんでしょう
蓋を閉じてそっと仕舞い込んだ
コツコツと足を鳴らして
歩めよ歩めよ
翳り始めた光で
影が伸びて
小さな傷が私を作って
大きな嘘で誤魔化した
目にも止めない事だけれど
私には大事なのよ
怯えた夜に壊れた日々に
願いを込めて
消えて無くなるの
まるで泡沫
♪
途切れても紡いだ
声を思い出した
乾いた風が止まった
私の頬を通り抜ける
ねぇ、ずっとこのままこうしていようよ
ぎゅっと握りしめたまま奥深くに閉じ込めてよ
♪
ゆっくりと冷えた私を
そっと温めてくれた
服を脱がすように胸の蟠りも
花びらが散るように
剥がれ落ちて仕舞えばいいのにな
消えてしまった痛みを感じて
精一杯思い出した
消えた訳じゃなく閉まってるの
まだそこに残ったままよ
欠けてる夜に迎えた朝に
顔を埋めて
絡み弾けるの
まるでウソみたい
サイダーの泡みたいに
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