開いた傷口 朝になっても消えない痛み
目覚まし止めたら 嘘を着込んで出掛けなくちゃ
電線の先 信号の向こう
君の気配を期待して
さざ波の音が響く
止めて 止めて 連れてかないで
ヒリヒリしてる心に
触れて 触れて ごまかさないで
雨が降りそうな雲のグレイ
ペンキで塗り替えて
わからないことはいつか
すべて、すべて 神様に訊きたい
決して見せない表情が誰にでもあるから
留守電に残した明日のルール 聞かずに消して
教室の隅 放課後の秘密
君と分け合ったジレンマも
さざ波の音が響く
止めて 止めて 連れてかないで
ヒリヒリしてる心に
触れて 触れて ごまかさないで
雨降りの午後は君の匂い
運命に遊ばれて
忘れたいことはすべて
君に預け さよならに逃げたい
汚れた夕日に口づけ
大人になるまで忘れて
先走る街灯の明かり
隠し事は夕闇に消える
雨上がりの月 ふわり浮かぶ
まどろんだ君の顔
僕の心に居座る
消したい 消せない けだるい夢
水たまり 蹴飛ばして歩こう
運命に楯突いて
逆さまに愛を紡げ
君のことは幻にして
どうかしてしまいたいけど
夜は過ぎ 朝が来る
空耳が支配する世界で
ひとりぼっちに慣れてゆく
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