客が1人の下積み時代
対バンライブで知り合い
俺よりも若いくせに
何倍も歌がうまい
お前に内心
ちょっぴり嫉妬心を抱いた
そんなダサい自分自身に
何よりもむかついた
他に俺より上手い人は
数多くいたのに
「いつも俺の歌が好きだ」って
お前は言ってくれた
「嘘つけ」
って思ってたよ正直のところは
だけど誰の言葉よりも
あの一言が刺さった
「いつか一緒に歌をしよう」
なんて約束をして
いつの間にか集合場所は
東京のクラブハウス
なあ知ってる?
あの箱も今は潰れたんだよ
お前がいたらそれも
笑い話になってたのかな
音楽以外何も知らない
俺ら同士なのに
俺へ連絡をくれたね
音楽以外何も知らず
痛みすらも気づけない
そんな俺の音楽を
天国でどう聴いてる?
まだ痛いよ
まだ痛いよ
あの日の後悔が胸をよぎる
忘れないよう
忘れないよう
そんなことしたってあの日には
戻れないよ
戻りたいよ
きっと俺なら救えていただろう
気づけなくて
救えなくて
友達っていったいなんだろう
あれはSOSだったのかい?
あの日会いに行ったなら
お前を救えたのかな
大切な友達の
1人すらも守れないやつが
人を救う曲だなんて馬鹿らしいかな
なぁ
「ごめんな」
って言葉すらもかけれない
俺は生きる権利すらも
あの日以来失い
誰の言葉すらも
きっと綺麗事に過ぎない
俺は人殺しだ
きっと救えたんだから
「君のせいじゃない」
「攻める必要なんかない」
そんな周りの言葉すらも
悲しみの追い風
出口ない生と死の迷路の中
どうすればお前に顔向けができるか
もう1度だけでいいよ
あの日に戻りたい
何の予定すらも飛ばし
まっすぐ向かいたい
そうすればその場所に
ウイスキーと一緒に
笑ってるお前も
待ってくれてるんだろう
まだ痛いよ
まだ痛いよ
あの日の後悔が胸をよぎる
忘れないよう
忘れないよう
そんなことしたってあの日には
戻れないよ
戻りたいよ
きっと俺なら救えていただろう
気づけなくて
救えなくて
友達っていったいなんだろう
ごめんな気づけず
ごめんな救えず
ごめんな力無くて
ごめんな ごめんな
いつかきっといくから
きっとすぐにいくから
約束は守るよ
次こそはきっと
何もできない俺は
今も歌ってるよ
俺の声よ響けよ
俺は忘れないから
誰が忘れていっても
俺は忘れないから
俺は忘れないから
俺は忘れないから
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