あぁ 霞の中伸ばした腕が
少し震えている(海岸線午前4時)
あぁ 不安と高揚感 一緒くたにして
波は揺らめいていた
未来はそう 封を切る前の前
出来上がってさえいない原材料
「まだまだ足掻ける ここから駆けるんだ」って
君の(君の)一声で全て始まる
一二の三で飛んでいこう 目は閉じていて構わない
熱を帯びる夢
瞼の裏で もうずっと想い描いてきたエクスプレス
とうとう発進です
♪
あぁ 明けた空が誘っている
白いアーチを成して(僕らを待ち構える)
「その期待こそが足枷なんだ
どうか放っといてくれよ」
いつだってそう 忙しい生き物だ
頼まれちゃいないのに今日だって
何十回目かの 愛や夢に四苦八苦
正直 うんざりすることもあるけれど
地平の向こう 一心に目を凝らすのも無駄ではない
高らかに歌え
僕らが明日を見ていた丁度そのとき
明日の方も僕らを見ていた
願いだって未来だって 僕らはむしろ曖昧な方が良い
飛び方もなんとなくで良い
きっと きっと
きっと きっと
きっと きっと そっちの方が長く飛べるや
♪
一二の三で合図して 目は閉じていて構わない
熱を帯びる夢
あらゆる闇を消し去るような神風エクスプレス
とうとう発進です
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