また優しくして
また笑いかけて
全部お⾒通しなの
そのずるい偽物のえくぼ
「うん、似合ってるね」
そう呟く⽬線と
⼼の奥底を
⾒透かしながら
争いを嫌うわたしの⾔葉が
本⾳の邪魔をするけど
取り戻す⽇々はもう無いの
⼀度ほつれた⽑⽷のように
あぁ、可哀想な⼈ね
⼆⼈でいるより
独りでいる⽅がお似合いよ
⽪⾁なものね
いつも貸してくれた
茶⾊のセーターじゃ温まらないほど
ハダカの⼼は冷え切っていた
想い出に住むあなたはもういない
♪
会話はあなたの
思いはわたしの
⼀⽅通⾏で
気持ちは褪せていった
でもね...
いつかあげたライターで吸ってた
煙草の匂いが消えないみたいに
染み付いた想いに
今でも惑わされて
そうあなたの気分次第
わたしは置き去り
うんざりよもうこりごりなの
これでおしまい
いつも貸してくれた
茶⾊のセーターじゃ防げないほど
別れの⾵が後押ししたの
想い出に住むわたしはもういない
♪
いつもあなたは⾃分勝⼿だったでしょ
だから最後は、最後くらいわたしが
これからは
あなたを気遣うことも
気にかけることだってないの
だからもちろん
あなたを愛することも
愛されることも
もう全部なくなってしまう
でもこれでいいの
あなたをやっと忘れてみせるの
想い出に住む⼆⼈にさよなら
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